恋は光

神漫画の実写映画。

スローモーションで宿木さんが寝取った彼氏の彼女に飲み物かけられているのをスローモーション再生されているところからスタート。は?
そして現れるのは主人公西条。漫画通り。喋りが独特。さらに軽快な北代さん。我らがヒロイン!
そんな西条がおしゃれ大学キャンパス内で日記のようなものを拾ったところからスタート。このいかれた男校正のバイトしてるからと赤ペンで講義中に校正をする。イカれたサイコ野郎だがのちにそれをされた持ち主の東雲さんは読んでもらって嬉しいというイカれた反応を示す。登場人物みんなキマってやがる。
西条は北代さんに東雲さんを紹介してもらう。そして交換日記がスタート。恋の定義で盛り上がる。その後加わる宿木さん。光ったり光らなかったりなこの女も独自の色で物語をひっかき回す。北代さんと西条が鮎釣りしてるのほんま笑った。いい女が過ぎる。
北代さんは東雲さんに西条が好きか聞かれシラフじゃ答えにくいといったところ東雲宅に招待される。岡山ナンバーのバスを乗り継ぎ舞台が岡山であることが明らかとなりつつど田舎で二人はパジャマパーティー。東雲さんは両親を事故でなくし、西条は親の離婚でどちらからも捨てられて二人とも祖父母に育てられるも今は一人暮らしであることがわかる。
一方その頃西条は宿木にアプローチをかけられる。光ったり光らなかったりに困惑する西条。
その後、西条は街で光った絵を見つける。これの作者に連絡をとったところ光が見える人だった。
あうとその正体は女子学生だったが見解を一致される。そして別れ際に西条からは一切光らず恋心はないと断言していた北代さんがこれまで見た中で最も光っていたと告げられる。
それを契機に北代さんに告白され、東雲さんからも告白とともに光の分析が告げられる。
西条は母から捨てられたことで母性、経験からくる愛が見えなかったんじゃないかと。 その後西条はまる一日かけて文章を書きそれを東雲さんに渡す。そして直接北代さんに会い、これまでの感謝と北代こそが好きなんだと告白する。一方一筋の涙を流しながら西条の文を読む東雲さんもアツい。

なにはともあれふたりは付き合うこととなった完




え???俺の勝ち。なんでまけたか明日までに考えておいてください。そしたら何かが見えるはずです。

いい映画だった。物語に起伏はないけど味がある。田舎の描写や西条の時間をかけた喋りが魅力的。どのキャラも自然で自分の役割を自覚したセリフとパートで物語の完成度を高めている。素晴らしい作品だった。