けいおん!映画感想

いつもの、ネタバレ自分用備忘録です。

けいおんアニメ見たことなしかろうじて主要キャラの名前がわかるぐらいの知識で視聴

開幕ヘビーメタルの演奏からスタート。りっちゃんがダブドラでドコドコしててもう面白い(後ほどこの曲が多分顧問の先生が後輩に送った曲であることがわかる。)ゆいとりっちゃんが音楽性の違いによる解散を主張し、棒読みのむぎちゃんにどこか冷めた目で見るあずにゃん。それもそのはず、この寸劇はよくあるゆいの思いつきらしい。オープニングが終わっていつもの和やかな放課後ティータイムが始まる。お茶請けはバームクーヘン。今は卒業シーズンであずにゃん除く四人は無事同じ大学に合格したらしい。ゆいとりっちゃんの成績は怪しいらしくここで乱入してきた担任の先生が明日留年審査会議であることを告げ二人を脅す。これ以降あずにゃんはゆいが留年する悪夢を見るようになる。

翌日、教室でバレー部が卒業旅行でハワイに行くことを聞いたゆいとりっちゃんは放課後ティータイムでも卒業旅行をしたいと提案する。グアム、ヨーロッパ、ロンドン、温泉というカオスな選択肢が挙げられ、まずはゆいがあみだくじを作成し決定しようとするも、あずにゃんが不審に思ってゆいが作った紙を確認しようとしたらゴールがすべてヨーロッパになっている不正が発覚。ゆいに地味なペナルティが入ったうえで部室で買われているすっぽんもどきのドンちゃんの水槽にティーカップを4つ入れて決めてもらうことにする。全然決まらずみんなが飽きている中、どんちゃんはロンドンのカップに触れて行き先がロンドンに決まる。このときの提案者のみおの喜びようは本当に可愛い。あずにゃんは卒業旅行だから先輩が行くのかと思っていたが4人に誘われて親にガラケーで確認を取ることに。それを見た先輩4人もあわてて電話で親に確認を取るその光景を確認が終わっていけることになったあずにゃんが見て自分がしっかりしないとと奮起する。本屋でガイドブックをいくつか買うなどの周到な準備ぶり。

後日旅行代理店に行くも色々行きたい自由行動したいということで代理店の人から個人旅行を勧められてそうすることに。誰が予約したのかわからないがホテルや飛行機を予約してロンドンへ。
このあたりであずにゃんへのプレゼントに話がうつる。ガラケーのメールでやり取りしてて歴史を感じる。何をプレゼントするか思案しつつあずにゃんにバレないようぎこちなくなってるのがコントじみてる。
有能サポーターゆいの妹ういが登場し、準備が行われながら旅行当日へ。
出町柳行きの叡山電鉄に乗って一同は空港へ。このとき弦楽器部隊全員楽器持ってきてて旅行の特大荷物に。動く歩道で遊ぶ定番をこなしながら飛行機でロンドンへ。12時発の路線で機内で寝て夕方到着の便!時差ボケヤバそう。
ついたらみおちゃんの荷物だけベルトコンベアで流れてこず回転へのトラウマ植え付けられるも誰かが脇にどけてあったのを見つけて安堵する。
空港を出て早々タクシーをなんとかゲット!やべえ英語力を披露しつつホテルに行くも、予約されてない?と思いきや同じホテルが市内にあって別のところ予約されてるよと言われホッとする。
ちょっと距離があるのでどう移動しようかというところ、バスに乗りたいゆいに対してバス停の案内見てすぐ直行できないことがわかる有能みお、日本語でもその時間でわかるか普通?そして第二の有能あずにゃんが地下鉄で行けることをガイドブックから知り案内することに。そういやスマホがないんだ、海外旅行大変そうだなあと慮る。
ここであずにゃんが海外旅行に新品の靴で靴ずれというド定番を踏み、靴を買い替えたのちお腹が空いたので周りを見渡したところむぎちゃんが行ったことないというので回転寿司屋へ!
英語でやりとりいや嘘まくし立てられてたらハッピを着せられ何故かあるステージに案内される。ここ設備がしっかりしててむぎちゃんリクエストしたらキーボードも貰えて凄すぎた。演奏後、別バンド名を告げられつつ感謝され追い出される。そう、なんとりっちゃんの知り合いのスリーピースバンドと間違えられたというオチがその後すぐ出会ったことで明らかとなる。事情説明しつつヘトヘトになりながら一同はホテルに到着。晩御飯どうしようというところでういが大量のインスタント日本食を荷物に詰め込んでいてくれてたのでそれで飢えを凌ぐ。夜にあずにゃんへ曲を贈ろうということになってどんな曲を作るかノートに書きつつ寝落ちするゆいのノートにはあずにゃんLOVEだけ書いてありそれをみてあずにゃんがびっくりするワンシーンもありつつ、ロンドン旅行は和やかに進む。アフタヌーンティーは予約が必要で追い出されててかわいそうだった。
最終日前日りっちゃんのスリーピースバンド繋がりで日本からイギリスのライブ出演のオファーがあり、ゆいとむぎちゃん主導で参加することになる。そしてむぎちゃんのキーボードが日本から輸送される。金持ちらしい。なるほどね。放課後ティータイムのお菓子や紅茶がむぎちゃんのおかげってわけねと一人納得する。
そして最終日、屋外ライブ!顧問の先生が居酒屋の支払いでためたマイルで昨日来て今晩帰るご都合ムーブにより登場し、ライブ!有名なふわふわ時間やごはんはおかずを演奏してギリギリになりながら空港に駆け込んで帰国!
ここであずにゃんへ贈る曲が固まる。いつもの、普通の曲を贈ろうということで全員一致する。
帰ってきたら今度は卒業ライブ!クラスメイトに最後に演奏が聞きたいと言われ、自教室を使って最終投稿日にライブをすることに。
担任の先生に提案すると堅物な先生(恐らくは生活指導の先生?)の手前、朝にやったらと筆談しながら口頭では断る高等テクニックを披露。ゆいたちを守らねばと決心する。
当日、机を並べてステージを作る恐ろしいやり方にびっくりするし(しかもアンプなども机の上に乗せている)、電源どこからひいてんねんという疑問がわくもきっちりステージで演奏をする。当然教室に防音機能はないので学校中を鳴り響かせててやばいけど朝なのでセーフ。生活指導の先生も怒鳴り込みに行こうとするも教室の中の楽しそうな生徒を見て矛を収める。
卒業ライブも終わってしんみりしたあと最後の卒業式の日にあずにゃんを部室に招いてあずにゃんへ贈る歌を披露する!
帰り道大学の話をしながら放課後ティータイムは不滅ということでハッピーエンド!
エンドロールでは映画用テーマソングのあとに放課後ティータイム流れて最高だった。
物語全体として唯はコケまくり(作中3回)、ヨーロッパも知らない義務教育敗北者、ういは有能(作中であずにゃんにしっかり配慮しつつ秘密は漏らさない敏腕ぶり)、あずにゃんは可愛い(オタクが熱狂したのも納得できるスーパーキャラ)だった。